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今月のkashi。
梅雨曇りの山
しっとりとした雨粒が
地面を濡らす

森にとっては恵の雨であり
静かに蓄える。

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主役は「卵」。

生き物、私たち、山々

どれもが幸せでなければならない。

奥出雲の美しい山に囲まれ、宇多川さんの鶏たちは暮らす。
春から初夏にかけて暑くなるため、鶏たちがたくさん水を飲みさらっとした卵になる。

生き物なのだ。
当たり前のことなのに、命をいただいていることを実感する。

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ラム酒を入れ、じっくりと焼き上げメレンゲにする。
甘みのないパイ生地とスフレチーズの中には、自家製ミルクソースを合わせて召し上がっていただく。

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平地飼い卵 | 島根県木次町 | 木次乳業

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“kashi”はRURIのスペシャリテ。

パドゥドゥのシェフ村上淳子が季節感や情景を閉じ込めた菓子を仕上げていく。

見、聴、味、嗅、触

五感で受け取ってもらえる菓子を月替わりで届ける。

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chef / junko murakami